社会科のことを英語で、Social studies(ソーシャルスタディ)と言いますが、

アメリカの社会科ってどんなことを勉強しているのでしょう?
今回の記事では、3rd Gradeの社会科のカリキュラムをまとめてみました。



アメリカの社会科にはテストがあるのか、予習や復習をする方法なども紹介します。
アメリカの小学3年生が勉強した社会科の内容をまとめてみた
我が子の学校では、Kindergartenの頃から少しずつSocial studiesの学習をしますが、2nd gradeから本格的な学習に入りました。
昨年(2021-2022)、我が家の子供がアメリカの小学3年生で習った社会の分野は、大きく分けて以下の4つです。
- Geography 地理
- History 歴史
- Multicultural Studies 多文化教育
- Financial Literacy 金融リテラシー



ここからは、各分野ごとに学習内容を詳しくみていきましょう!
1. Geography
3年生の地理では、自分たちが暮らすState(州)について学習しました。
State Capital (州都)やState symbols(州のシンボル)のほか、主な地域や産業なども習ったようです。
State symbolsは、日本でいう都道府県のシンボルみたいなものです。



県の花、県の木とかが各都道県にありますよね♪
Stat flag(旗)やState bird、State flower、State fishのほか、State gemstone(鉱物)、State reptile(爬虫類)!!などもありました。



住んでいる州について、各自で調べたことを冊子のようにまとめたそうで、写真のような作品を持って帰ってきました。


2. History
歴史に関しては、自分たちの住む町の昔と今を比べて、町のうつりかわりを学習したそうです。
ですが、私たちの住む町は比較的新しい町ですので、駆け足で授業が終わったようで、特に制作物などもありませんでした。
3. Multicultural Studies
クリスマスやお正月などの時期に、世界の国々の様々な文化や習慣を学びました。
例えば12月には、クリスマスを始めとする世界の様々な冬のイベントについてリサーチしました。
アフリカ系アメリカンの方がお祝いする「クワンザ」やメキシコ系の「ラス・ポサダス」などを紹介した「Book of Winter Traditions」という冊子を作成していました。



実は1th gradeだった一昨年、2th gradeだった昨年も同じ取り組みをしていましたが、毎年少しずつ、学習内容が深くなっている気がします。





また別の時期には、アメリカの小学生の1日の暮らしと、数カ国の小学生の1日の暮らしを比較などもしたそうです。
4. Financial Literacy
Financial Literacy(金融リテラシー)は、日本では馴染みのない単元ですよね。
「deposit(預金)」「withdraw(引き出し)」など、貯金に関する用語の学習をしたそうです。





ほかにも、Check(小切手の書き方)やMoney tracker(家計簿)のつけ方を学ぶなど、とても実用的な内容を学んでいました。





この単元も授業数は短かったようで、あっという間に終わったそうです。
アメリカの小学生3年生の社会科にはテストはなかった
アメリカの小学校に子供を通わせている方にとって、「子供が現地校の社会の授業についていけるか」というのは気になることですよね。
現地校に子供が通うようになって5年目の我が家が出した結論は、「小学生のうちは気にしなくても大丈夫」です。というのも、理由があります。



それは、テストがないからです。
子供に考えさせることに重きを置いているので、我が子は未だ社会科のペーパーテストを受けたことがありません。
小学生の間は、用語を丸暗記する必要はなく、提出した課題に評価がつく形になります。
とはいえ、課題を提出するのも少々大変ではあります。
読んだり書いたりと渡米直後に子にはハードルが高い為、親のサポートが必須です。



2nd gradeの話になりますが、アメリカの歴史上の人物を学習した際は、10人の偉人リストから各自調べたい人物を選び、リサーチしました。先生がリストアップしてくれた本やWEBサイトを参考に1~2週間かけて課題をこなしました。





大変ではありますが、自分が調べた人物に関する知識がぐんと深まりました。
アメリカの小学生3年生の社会科を予習・復習する方法
では家庭では、子供たちをどのようにサポートすればよいのでしょうか。ここでは、アメリカの社会科の予習・復習する方法を2つご紹介します。
1. 復習よりも予習をする
アメリカで社会科の授業を理解するためには、復習よりも予習が大事だと考えています。
予習をしておけば、英語を100%理解できなくても、なんとなくこんなことを話しているのかなと予想がつくからです。
図書館にはSocial study系のPicture bookが沢山あります。文字が多い本ではなく、イメージで理解できるように絵や図解が多い本を選ぶのがポイントです。
また、我が家では問題集も使用していました。こちらはアメリカで人気教材のBrain Questの 3th grade版のSocial Studiesの1ページを利用して、事前に住んでいる州についての予習しました。





Brain Questは色んな科目の予習・復習に大活躍です!
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2. 担任の先生に社会科のカリキュラムについて確認する
予習をするためには、何を学習するのか事前に知っておく必要がありますよね。
この記事では、私の子供が3rd gradeで学習した社会科のカリキュラムをご紹介してきましたが、Social Studyは、お住まいの州・校区によってはカリキュラムに大きな差がでる科目です。



我が子の学校の場合、STEAMに力を入れている学校でSocial Studyの授業数は少なめでした。
毎日40分間、Social StudyかScienceの授業をする時間があるのですが、3rd gradeではScienceとの比率が7:3くらいでした。
Scienceの授業数が多い代わりに、ELA(いわゆる国語)の授業でアメリカの偉人や歴史についての文章が扱うことが多く、Readingをしながら知識を深めていたため、もしかしたらELAを通じて学習した内容もあるかもしれません。
各州のカリキュラムが掲載されたサイトがありますが、先生や学校によってカリキュラムが州のものと違う場合があるので、直接確認するのが一番おススメです。
お住まいの地域のカリキュラムを詳しく知りたい方は…



担任の先生に確認するのが一番確実です。
学校によって異なると思いますが…。子どもの学校の場合は、新学年が始まるタイミングに「Curriculum night(カリキュラムナイト)」がある学校もあります。
「Back to the night」とも言うところもあるようですが、各学年が習うカリキュラムについての説明が聞ける保護者向けのイベントです。
Curriculum nightでカリキュラムを知ることが出来たらベストですが、このようなイベントがない場合や、詳細が分からなかった場合は担任の先生に確認してみましょう。
私の場合ですが、昨年は担任の先生とこんなやり取りをしました。



What do 3rd graders learn in social study?



I will email the topics and some of the vocabulary words we are using in social studies.
その後、単元ごとのVocaburary Listと共に、カリキュラムをシェアして頂くことが出来ました。
日本の小学3年生が習う社会の内容と比較
では、最後に日本の社会の教科書の1つである東京書籍「新しい社会3」を参考に、小学3年生で何を学習するのかを日米で比較してみました。
アメリカの3年生で習う社会 | 日本の3年生で習う社会 |
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州都や、主な地域、産業などを学ぶ | 学校のまわりと市の様子 |
町のうつりかわりを学習 | 市のうつりかわり |
Multicultural Studies | |
Financial Literacy | |
地域の安全を守る働き | |
身近な地域社会 |



主に自分たちの地域社会と歴史を学ぶという面では、
日本とアメリカ小学校3年生が学習することは同じですね。
まとめ
今回は、アメリカの小学3年生が社会科で何を習うか、我が子の経験からまとめてみました。アメリカで子供がどんなことを学習するのか、どう予習・復習すればよいのか迷っている方に参考になれば嬉しいです♪