アメリカの学校に通う小学生の子供は、Math(算数)の時間にヤードポンド法を学習しています。
低学年の頃から毎年少しずつ学習し始めるのですが、高学年にもなると、問題も複雑化。
正直、母には難しい…。
【ヤードポンド法】アメリカの学校で習う単位が難しい話
アメリカの小学校の算数は、上の画像のように大きく分けて4つの分野を学習します。
Measurement & Dataの分野で、アメリカやイギリスなどで使われている「ヤードポンド法」を習っています。
低学年のころから定規で色んなものの長さを測りながら、インチやフィートに触れつつ、センチやメートルなどの「メートル法」も学習していきます。
アメリカで育った子にとってはインチやフィートなどは日常生活で馴染みがあるものの、馴染みのないメートル法が苦手な子もいるよう。
だけど、日本からきた子供によっては、逆に「ヤードポンド法」に馴染みがなく、難しく感じてしまう子も多いのではないでしょうか。
私もいまだに「ヤードポンド法」に苦戦しています涙。自分の身長とか、料理のレシピとか、いろんなところで戸惑ってしまう…。
そんな私が驚愕したのが、5th gradeの算数の問題!!
①ヤードポンド法の量に関するアメリカの算数問題の例
上の画像は、5th gradeの子供のmathのプリント問題を一部変更してスライド化したものです。
簡単に日本語訳すると、「128オンスのジャーと同じ量の液体が入るものを選びなさい。」という問題。
皆さん、換算できますか!?
fluid-ounce、 quart、 pintと色々出てきますが、私は関係性が全く分からないので、換算自体が出来ません…。
②量の単位の問題を解いてみよう
子供曰く、fluid-ounce、 quart、 pintの関連性を憶えていれば簡単な問題だそうで、子供に教えてもらいながら、図にまとめてみました。
この図をもとに、先ほどの問題を回答していくと…
- ✖ 2つのQuaterボトルと128 fluid ouncesは同じ量じゃない
- 〇 4つのQuaterボトルと128 fluid ouncesは同じ量
- ✖ 2つの8fluid ouncesグラスと2つのQuaterボトルの合計は、128 fluid ouncesと同じ量じゃない
- 〇 1つのQuaterボトルと2つの8fluid ouncesグラスの合計は、128 fluid ouncesと同じ量
- 〇 2つのQuaterボトルと2つの4つのpintボトルの合計は、128 fluid ouncesと同じ量
少しややこしいですが、図に当てはめて考えると、分かりやすくなりますね!
ヤードポンド法の量の単位を覚えるコツってある?
10倍数で単位が変わるメートル法と違って、ヤードポンド法は関係性が複雑すぎて、覚えるしかないらしい💦。
実際に子供は学校の授業で、量の単位を上の図のような覚え方を習ったそう。
覚えやすくて、記憶に残っているよ。
分かりにくいと思うので、絵描き歌のように図にまとめてみました↓
ヤードポンド法の換算表を分かりやすくまとめたプリントを作ってみたいと思います!
\アメリカの算数に役立つ本や問題集/
ヤードポンド法、いつかマスターしなければ…
この記事では、アメリカの学校で習うヤードポンド法がややこしすぎる話や覚えるコツなどをまとめてきました。
今回は、オンスやクォートなど、量に関する単位を中心にお話ししてきましたが、ヤードポンド法には、インチ、フィート、オンスやポンドなどの単位もあります…。
近いうちにヤードポンド法の換算表を作って、目につくところに貼ってマスターしたいと思います。