日本では小学校3年生から理科と社会の学習が始まりますよね。
アメリカで暮らす我が家の小学3年生は、日本から取り寄せたくもんの問題集「ぐーんと強くなる」シリーズで、日本の理科と社会を勉強しています。
この記事では、「くもんのぐーんと強くなる」シリーズの「くもんの理科集中学習」「くもんの社会集中学習」を使ってみた口コミを紹介しています。
教科書の内容が短時間で効率的に学習できてます!
くもん「ぐーんと強くなる」は短時間で効率的に学べる問題集
海外在住の小学生に家庭学習で理科と社会を教える理由は、日本に帰国したときに『授業で困らないよう』に知識をつけてもらいたいからです。
というのも、毎週土曜日通っている日本語補習校の授業は、算数と国語のみなので…
なので、基本的に日本の教科書と同じ内容を学ぶことを目指して、家庭学習をしたいと思っていますが…
だけど現地校や補習校の宿題もあるので、あまり理科や社会の学習に時間が取れません。
そこで、短時間で効率的に学べる問題集を探したところ、発見したのがくもんの「ぐーんと強くなる」シリーズでした。
その理由を解説していきます。
「学習のまとめ」を読むだけで、問題を解き進められる
くもんの「ぐーんと強くなる」シリーズの「くもんの理科集中学習」「くもんの社会集中学習」には、各ページに「おぼえよう」という部分が用意されており、教科書で学ぶ学習の要点がまとまっています。
フルカラーでイラスト多めで説明されているので、教科書を読まなくても要点を理解し、自分で解答できるようになっています。
くもんの理科集中学習の場合
くもん社会集中学習の場合
「教科書を読む→問題集で問題を解く」よりも、問題集のみで学習できれば短時間で効率的に学習できます。
実際に子供は10~15分くらいで、1回分(見開き1ページ)を終えています。
重要な単語をくり返し書くことで、記憶に残り、漢字の定着にもつながる
「くもんの理科集中学習」「くもんの社会集中学習」は、1つの学習内容を2回(見開き2ページ分)で学んでいくんのですが…
重要用語をくり返し書く構成になっています。
公式サイトでも以下のように記載されています。
重要な用語や考え方を,探して書く⇒語群から選んで書く⇒自力で書く…と,ステップアップしていく課題を通して,くり返し書くことで,確実な理解と定着をはかります。
引用:小学3年生 理科にぐーんと強くなる|くもん出版
この「重要な単語を繰り返し書く」という部分は、特に海外在住の子供たちに必要なことのように思えます。
というのも、日本に住む小学生と違い、日本語を書く機会がとても少ないからなんです…。
日本語でノートを取る機会も少ないので、理科や社会で頻出する単語を繰り返し書くことで、漢字も定着しますし、語彙の増加に繋がるのではと思います。
子供の場合、「葉」の漢字をよく間違えていたのですが、この問題集で「葉」や「子葉」と何度も書くうちに間違えなくなりました。
くもんの「ぐーんと強くなる」シリーズを使った我が家の理科と社会の自宅学習の目標は、1年間で理科と社会の2冊の問題集を完成させることです。
理科は全56回分、社会は全57回分あります。
実際にそれぞれ見開き1ページを週1~2回のペースで進めるだけで、大体1年で丸ごと1冊完了できました。
週1回か2回、10~15分程度の時間を確保するだけなので、宿題が少ない日の放課後や子供がやる気がある日に進めてもらっています。
\くもんのぐーんと強くなるシリーズをみる/
くもん「ぐーんと強くなる」の理科と社会は、小学3年生~6年生版までのみ
くもんの「ぐーんと強くなる」シリーズには、国語・算数・理科・社会があり、国語・算数は小学1年生向け~6年生向けまで出版されています。
理科と社会は、残念ながら小学3年生からしかありません。
もし理科と社会の先取りしたい場合は、Z会のグレードアップ問題集がおすすめです。
小学1~2年生向けにはZ会のグレードアップ問題集がおすすめ
3年生から6年生までの理科の内容を低学年で先取り学習が出来るのが、Z会から発売されているグレードアップ問題集小学1・2年さきどり理科とグレードアップ問題集小学1・2年さきどり社会です。
小学2年生の夏休みに利用しました。
2年生でも楽しみながら学べた
グレードアップ問題集小学1・2年さきどり理科とグレードアップ問題集小学1・2年さきどり社会は、フルカラーでイラストや写真も多いのが◎。
小学3年生から始まる理科を1年生、2年生でも無理なく取り組めるように作られています。
文字も大きく、1・2年生で習っていない漢字は、ひらがな表記かルビがふってあります。
初めて出てくる用語は答えが薄く書かれているので、なぞっていくことで新しい言葉を学習できる形になっています。
理科の場合、全87ページで、1日見開き1ページ進めると大体40日で終わる位の量です。
我が子によると、「書くところが少ないので、すぐに終わるよ!本を読んでるような感じだよ!」だそうです。
保護者向けた「教え方のポイント」が◎
解答・解説集には、各ページごとに保護者向けに「教え方のポイント」が記載されています。
学習のアドバイスだけでなく、日常生活の中でもできそうなアクティビティのヒントが豊富です。
アメリカの2nd gradeで学んだサイエンスでは、「水」や「天気」、「植物の一生」などを学びました。
この問題集でも取り扱っているテーマばかりだったので、日本語でも知識を深めるのに役立ちました。
まとめ
今回は、くもんの問題集「ぐーんと強くなる」シリーズの理科と社会を使ってみた感想をまとめてみました。
テレビやYouTube、本なども活用して、楽しみながら自宅学習を続けていきたいです。