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アメリカの成績表を読み解くポイントとは?子どもの強みと課題を知る

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アメリカの小学校の成績表
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アメリカの小学校に通っていると必ずもらう成績表。

子どもの学力を知ることができたり、能力を伸ばすアドバイスが沢山!

アメリカでは、お住まいの州や地区、また学区によって、学習内容・評価ポイントなどが異なりますが…

この記事では、子供が通う学区の場合のケースを紹介しつつ、アメリカの小学校の成績表を読み解くポイントを解説していきます。

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アメリカの小学校の成績表を読み解くポイント

アメリカの成績表は、Report Card(レポートカード)と呼ばれます。

通常、成績表には科目ごとの成績や出席状況のほか、態度などの評価が記載されます。

子供が通うアメリカ小学校では、年に2回(前期、後期の終わり)、成績表が配られています。

他の地域では年4回のところもあるようです。

成績表の配布の仕方はというと、子供への手渡しではなく、各家庭に郵便で届くんです。

オンラインでもチェックすることが出来るようになっています。

学業の成績の評価方法を知ろう

成績表は各教科ごとの評価が書かれています。

子供が通う現地校で評価対象となる教科は以下。

English Language Arts (国語)、Math(算数)、Science(理科)
、Social Studies(社会)、Physical Education(体育)、Music(音楽)
、Art(アート)が評価対象になります。

ESL対象の生徒は、英語力に関する成績表も含まれます。

成績はアルファベットや数字で表されることが多いようで、我が子の学校でもアルファベットの評価。

子供の学区の成績表の評価基準は、以下の表のような感じ。

子供の学校の評価基準

先生や先輩ママなどから教えてもらった解釈をもとに、日本語訳してみました。

E学年レベル以上に優れた成績
M学年レベルに十分に足している成績
NM学年レベルにあと少しで届く成績
NYまだ学年レベルに達していない成績

Mが標準レベルで、Eがつく生徒は、とても少ないそう。

評価は、単元終了後に行われる小テストや、提出物、プロジェクトなどの結果をもとにつけられています。

小テストやプロジェクトごとの評価がオンラインで確認できるシステムがある場合もあるので、先生に聞いてみてくださいね。

今回は、子供の学校のケースを紹介していますが、他にもA~Fなど、違う評価で成績をつける学校もあります。

AからFで評価される場合のイメージ図。
AからFで評価される成績のイメージ図

お子さんの学校が、「どのように成績をつけているか」を知っておくことは、子供の成績を把握する上で、とっても大切。

新旧や卒業にも関わってきます。

分からない部分があれば、先生や周りの親御さんに聞いてみましょう!

注目すべきポイント

科目別の成績表で注目すべきポイントは、子どもの強みと課題を知ること

アメリカの小学校の成績表は、分野ごとに細かく評価がついています。

特に、English Language Arts とMath。

例えば、子供の学校のEnglish Language Arts の項目は、Reading、Wrting、Listening、Speakingに分かれているうえ、

下の図のように分野ごとに、さらに細かく評価項目があるので、どの部分が苦手なのかを把握しやすくなっています。

リーディングの評価項目は、Reading Level (リーディングレベル)、Readaing Foundations(基礎)、Reading Literature (フィクションの読解)、Reading Informational Text(ノンフィクションの読解)に分かれています。

リーディングレベルの解説はこちら

態度の成績を確認しよう

CanvaよりAttendance Summaryのイメージ図。
Attendance Summaryのイメージ図

アメリカの学校では、各科目の成績だけでなく、出席率や普段の生活態度なども成績表に書かれています。

特に、注目したいのは普段の生活態度。

子供の学校の場合、評価される項目は、こんな感じ。

こちらも先生や先輩ママなどから教えてもらった解釈をもとに、日本語訳すると…

CConsistently 常に良い
UUsually 大抵良い
IInconsistently 時々良い
ILInterferes with learning 学習の妨げになっている

教室での様子を見ることが出来ない親にとっては、子供の様子を知ることができる重要なポイントです!

先生からのコメントをしっかり読もう!

成績表には、教師からのコメントやフィードバックがついています。

子どもたちが頑張ったこと、成長が見られたこと、もう少し頑張っていきたいことなどが書かれています!

得意分野や、これから伸ばしたいところなどを把握するために、コメントをしっかり読むようにしています。

ちなみに

アメリカの小学校では、個別サポートや特別教育など、特別なニーズを持つ子供に対する支援が豊富です。

気になること、不安な部分があれば、先生に相談しましょう!

アメリカの小学校の成績表を活用して、子供の学力を伸ばそう!

アメリカの現地校で頑張るネイティブじゃない子供たち。

成績表をもらったら、まずは子供の頑張りを褒めてあげる!を意識しています。

親が出来ることは、成績表を使って、子供の得意分野を伸ばしたり、苦手分野の対策すること。

例えば、Reading(読解)が苦手なら、Spectrum Workbookがおすすめ。

SpectrumのReadingは読解問題だけの問題集。
2nd gradeの時に使用したもの

Wrtingに苦戦しているなら、ボキャブラリーやライティングのための基礎をしっかり固めることができるKumon Workbook

日本の問題集のようで使いやすいKumon Workbook。
同じく2nd gradeの時に使用したもの

科目に関わらず学力を底上げしたい場合は、ブレインクエスト

ブレインクエストは我が家の一番のおススメの問題集。
愛用しているブレインクエスト

色んな問題集が発売されているので、長期休みなどを使って、対策するのも◎ですね。

あわせて読みたい

まとめ:アメリカの成績表は、子どもの強みと課題を知るヒントが一杯!

アメリカの小学校の成績表には、子供の学力を伸ばすためのヒントがたくさん詰まっています。

成績表をみて、子供の成績に一喜一憂するのではなく、まず頑張りを褒めてあげましょう!

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