公文の海外向け教材「Kumon Workbook」
日本で定評のある公文。
海外向け教材として「Kumon Workbook(くもんワークブック)」という問題集を発売していることをご存知でしょうか?
この記事では、公文の海外向け教材である『Kumon Workbook』の魅力を語っていきます。
また、実際に我が子が取り組んだKumon’s Grade 2 Writing Workbookを使ってみた体験談もご紹介します。
アメリカ赴任前や、おうち英語の教材、また渡米直後のお子さん向けだと思います。
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公文『海外向け教材』である英語版ワークブックの魅力とは?
公文『海外向け教材』であるKumon Workbookの3つの魅力を一つずつ解説していきます。
- 日本の問題集に似てるので、使いやすい
- スモールステップによる繰り返し学習、「自分で出来た!」と自信がつく
- 問題文がシンプルで理解しやすいので、英語力が不安でも取り組める
①日本の問題集に似てるので、使いやすい
Kumon Workbookは日本発祥ということもあり、デザイン・レイアウトなどが日本の問題集のようです。
アメリカで有名な問題集Braqin QuestとKumon Workbookを比較してみました。
アメリカのworkbookは、フルカラー版だと中のページもカラフル!
ベースの紙自体が薄いピンクだったり、水色だったりと、どことなくアメリカを感じます。
それに対して、Kumon Workbookはフルカラーでイラストも多いのですが、色使いは派手はありません。
(写真は少し暗めに移っていますが汗)、ベースの紙も白で、日本の問題集のような感じです。
Kumon workbook Grade6-8 Pre-Aregebraから撮影した写真ですが、余白がたっぷりある感じも、日本の問題集っぽいですよね。
子どもが言うには、Kumon workbookは書きやすいし、消しやすいのが日本の問題集ぽく、好きだったそうです。
②スモールステップによる繰り返し学習、「自分で出来た!」と自信がつく
Kumon Workbookの構成は、簡単な内容から少しずつレベルアップしていけるスモールステップによる繰り返し学習がベースになっています。
なので、子供たちが自身で問題を解き進めていけるんです。
例えば、低学年のworkbookを見てみましょう。
子どもが使っていたGrade 2 Writing Workbookから抜粋させていただきました。
まずはイラストの下に単語が薄く書かれているので、その答えをなぞっていくことからスタートします。
続いて、フレーズの中に当てはまる単語を書き込んでいきます。フレーズの横にイラストが描いてあるのがヒントになりますね。
イラストだけを見ながら、単語を書いていきます。
最後は、文章中の空白に当てはまる単語を書いていきます。横のイラストは、文章の内容を上手く絵にしているので、大きなヒントになりますね!
このように、なぞり書きから文章の空白を埋めるまで、レベルアップしながら何度も同じ単語を繰り返すことで定着を図っています。
高学年の問題集も確認してみましょう。
解答例があるので、真似をしながら解答を進めていくことができますね。
このように、ヒントや解答例を見ながら、「自分で」で進めていけることが、「できた!」という自信につながると感じました。
③問題文がシンプルで理解しやすいので、英語力が不安でも取り組める
Kumon Workbookは問題文がシンプルで理解しやすいです。
例えばMathの問題集では、足し算は「Add.」、引き算は「Substract.」、もしくは「Caluculate.」としか書かれていないことが多いです。
我が家でも使用しているBrain questでは、足し算の場合、「Find the sum」「Add the number to find the sum 」など、色々な表現がされています。
ELAの場合も、下の画像のように、シンプルな英語で短文の問題が多いです。
問題文がシンプルというだけでも取り組みやすい!
※ある程度の英語力がついてきたら、アメリカで有名な問題集Brain Questがおすすめです。
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公文『海外向け教材』は、世界55の国・地域で販売中
公文の海外向け教材である『Kumon Workbook』は、公文が出版している海外版の問題集なんですが…。
2004年から海外展開を開始後、なんと(!!)、9つの言語に翻訳されてるんです!
現在は、北米、南米、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアの世界55の国・地域で販売されています。
アメリカで良く見かけるので、英語版しかないと思っていました!!
小学生向けのKumon Workbookシリーズだけでも、ELA、Math、STEMの科目で沢山の種類があります。
例えば、Mathだけでもこんなに沢山!
自分の苦手分野や、先取りしたい分野の問題集を英語で学ぶこともできます!
小学生向けだけではなく、幼児用・中学生向けのものもあります。
アメリカ赴任前や、おうち英語の教材としてもお薦めです!
出展元:外国語版のくもんのドリル「Kumon Workbook」 累計売上部数1,500万部を突破
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公文『海外向け教材』英語版ワークブックを使った感想
子どもが7歳(2th grade)で、取り組んだKumon Workbookは、Grade 2 Writing Workbook。
Writingとありますが、エッセイを書かせる問題集ではなく、ボキャブラリーやライティングのための基礎をしっかり固める1冊になっています。
Grade 2 Writing Workbookは、見開き1ページで1回として、合計36回分あります。
subjects(主語)、predicates(述語)、irregular verbs(不規則動詞)、punctuation(句読点)、pronouns(代名詞)、adverbs(副詞)、adjectives (形容詞)などを学習していきます。
我が子は、1回分(見開き1ページ)10~15分で解き終わってました。約2か月で丸1冊解き終わりました。
このWorknookに取り組んでいるとき、子供自身がPronounsの部分の理解があやふやだったことに気づきました。また曖昧だった単語のスペルなども再確認できたのが◎でした。
また低学年の子でも負担なく取り組める量でした。
まとめ
日本が誇る公文の問題集Kumon Workbook!
アメリカで問題集探しに悩まれてる方におすすめの1冊です!