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アメリカの図書館と日本の図書館の違い4選とは?とにかく何でも借りれるって本当?

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図書館って子供と一緒に行くことが多い場所ですよね。

日本に暮らしているときも図書館に通っていましたが、アメリカと日本の図書館は大きな違いがいくつもあるなと感じています。

今回は、日本の図書館では見かけないアメリカの図書館ならではのサービスを4つまとめてみました。

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日本の図書館との違い①とにかく何でも借りられる「Library of things」

ライブラリーの看板の写真。
図書館は英語でLibraryです。

まず1つ目の違いは、とにかく何でも借りられることです。

図書館といえば、本やDVDだけのイメージですよね。日本語の本や漫画なども借りれるんですが…。

近年のアメリカの図書館では、「Library of Things(ライブラリー オブ シングス)」というスローガンのもと、本以外の物の貸し出しを行っているところが増えているようです。

私の住む地域の図書館も同様の取り組みをしていて、図書館を通じて学びの機会を増やすことを目的にしているそうです。

特に新しいスキルを学ぶために必要なツールを提供することに力をいれています。

例えば、こんなことはありませんか?

科学の実験をしたいけど、キットを揃えるのにお金がかかる…

テニスに興味あるけど、ラケットがない…

本で知識を得ることはできても、ツールがないと実践できないことってありますよね。

そんなときこそ、Library of Thingsの出番なんです。

ギターや、顕微鏡、マフィン型やカメラなどが借りれます。
借りられるもの例

私が使っている図書館で貸出をしているLibrary of Thingsは、250種類以上だそうです。

例えば、以下の表の物が借りられます。

楽器類

ウクレレ、ドラムセット、ギター、バイオリン、キーボード、バンジョーなど

スポーツ用品

ピックルボールやテニス、卓球などのラケット、野球の球速測定器、ディスクゴルフセット、ハンモック、テントなど

サイエンス系用品

望遠鏡、顕微鏡、グラフ電卓、金属探知機、各種実験キットなど

デジタル機器

クロムブック、カメラ、マイクなど

アート・手芸用品

3Dペン、ミシンなど

例えば、3Dペンをやってみたいけど、子供が本当に興味があるか分からない。でも図書館で借りれるのなら、まずはお試しで使ってみようという使い方ができますね。

また金属探知機も買ってまで使わないけど、どんなものか気になるから無料で借りれるなら使ってみたいです。

上の表のものは、「新しいスキルを学ぶために必要なツールを提供する」という目的からイメージしやすいものばかりですよね。

ですが、他にも借りれるものは沢山あります。

キッチン用品

インスタポット、ケーキの型、ノンフライヤーなど

家電

高圧プレッシャーやプレイステーションなどのゲーム機など

知育玩具

おもちゃやボードゲームなど


その他、日本ではあまり見かけませんが、ゲームソフトや問題集なども貸し出しされています。

小さいお子さんが要る方は、絵本と一緒に知育玩具なども借りてみるのも◎です。

日本の図書館との違い②貸出本数が圧倒的に多い

アメリカの図書館では、無制限に本を借りられるところもあります。
イメージ図です。

2つめの違いは、貸出本数が圧倒的に多いこと。

日本では1人10~15冊が普通な気がしますが、私の利用している図書館は100冊まで借りれます。無制限のところもあるようです。

カリフォルニア州サンフランシスコにあるサニーベールの図書館を参考にしてみましょう。

貸出本数
Books, Audiobooks, DVDs/Blu-rays, Magazines, Music CDs100
Video Games5
Wi-Fi Hotspot, Chromebooks1 per type
Kits and Toolkits1 per kit
参照:https://www.library.sunnyvale.ca.gov/about/library-cards

サニーベールの図書館も100冊まで借りることができますね。

アメリカの小学校は宿題は少な目で、低学年では宿題は殆どありませんが、先生からは「Readingだけは毎日少しでもしましょう!」と言われます。

でも、アメリカに来たばかりの頃って、殆ど英語の本をもっていないですよね…。

私も図書館でよく本を借りていましたが、頻繁に図書館に行くのも面倒ですし、毎回30冊以上の本を借りていました。

一度に沢山借りれるのは有難いですし、シリーズものも一気に借りれてしまうので助かりました。

何冊借りられる?」と心配しなくても良いのが◎です。

本を持って帰ること、本を自宅に置いておくスペース、無くさないように管理することを考えると、40冊くらいまでが限界で、さすがに100冊は借りたことがありません。

ちなみに…

海外でも子供に日本語の本を思いっきり読んでもらいたいなら、Amazonキッズプラスがおすすめです。

我が家の子供も2年半以上利用していますが、毎日ずっとAmazonキッズプラスを使っています。

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日本の図書館との違い③貸出期間が長い

アメリカの図書館のイメージ写真です。
アメリカの図書館のイメージ図

3つ目の違いは、貸出期間が長いことです。

日本では約2週間のイメージですが、アメリカはどうでしょうか?

先ほどと同じくカリフォルニア州サンフランシスコにあるサニーベールの図書館のケースを確認してみましょう。

サニーベールの図書館の貸出期間は21日間です。ただし、延長が可能です。

どれだけ延長できるかというと、3回!!

ということは、21日+21日間×3回で84日も借りれることになります。2か月以上借りることが可能ですね。

延長できる回数
Books, Audiobooks, DVDs/Blu-rays, Magazines, Music CDs3回
Video Games3回
Wi-Fi Hotspot, Chromebooks3回
Kits and Toolkits3回
参照:https://www.library.sunnyvale.ca.gov/about/library-cards

小学生高学年になると、ハリーポッターなどの長い本も読むので、長く借りたいですよね。

いつまで借りれるの?」と心配しなくてよいのでありがたいシステムです。

日本の図書館との違い④年間を通してイベントがある

ストーリータイムのイメージ図。
ストーリータイムはこんな感じです。

アメリカの図書館では、年間を通して様々なイベントが行われています。

小さい子供向けには、ストーリータイム(読み聞かせ)やクラフトイベントが頻繁に開催されています。

おもちゃや室内遊具のあるキッズコーナーもあったりしますし、ストーリータイムは色んな言語で行われています。

また小学生向けには、季節に応じた色々なイベント、プログラミングのクラスやHomework helpの時間があったりします。

特に6月~8月の夏休みの季節には子供向けのイベントが多いので要チェックですよ♪

大人向けには、ESLや各種趣味のクラスや同好会なども開催されています。

まとめ

この記事では、アメリカの図書館ならではのサービスをご紹介しましたが、日本との図書館との一番の違いは、やはりLibrary of thingsではないでしょうか?

お近くの図書館でLibrary of thingsを実施している場合は、是非試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

アメくまのアバター アメくま 管理人

2018年から小学生とアメリカ西海岸で暮らしてます。
これまでに知ったこと、学んだことなどを活かして、アメリカでの教育や暮らしに役立つ情報を発信中です。
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