少し前のお話しですが・・・。
2年前に「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全巻セット」を購入しました。
我が家はアメリカ暮らしなので、日本から全巻まとめて取り寄せると、送料も含め、結構な金額がかかってしまうので、事前に比較リサーチをしました。
この記事では、「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全巻セット」を選んだ理由、実際に使ってみた感想について、まとめています。
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」を購入したワケ
日本の歴史を取り扱う学習まんがは、色んな出版社から発売されています。角川、講談社、学研、小学館、集英社が有名どころのようです。
(Amazonで各社の日本の歴史漫画をチェックしてみる→ こちらから)
事前にリサーチをしたところ、どの本も素晴らしく、なかなか決められませんでしたが…
購入を検討する際に、特に重視したポイントは3つでした。
- とにかく軽いこと
- 低学年から大学受験まで対応していること
- 全巻買いしたときに付いてくる特典
ポイントを詳しく解説します!
1. とにかく軽いこと
子供の頃、私もハードカバーの歴史漫画を持っていましたが、持ち運びするには不向きで、とっても重たかった記憶がありました。
そこで、我が家は「ソフトカバーで軽い」という点で候補を絞りました。
我が家は引越しも多いので、コンパクトで軽いことがとても重要だったんです。
アメリカまで取り寄せる送料も気になりました…。
幸いにも、私が購入をした時期は、角川と講談社以外はハードカバーでしたので、一気に2社に候補を絞ることができました。
実際、今回購入した角川のものは、漫画本よりひとまわり大きいくらいのサイズでした。
体重計で箱ごと全巻測ってみると、5.3キロでした。
※アメリカまではAmazon globalを使って取り寄せました。
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」(全19冊セット)と、漫画5冊、カードゲーム1つに、衣類1枚を注文して、合計送料は5,888円でした。(※2022年現在は送料が値上がりしていますのでご注意ください。)
2. 低学年から大学受験まで対応していること
「低学年から大学受験まで対応している」にこだわったのは、大きな買い物なので、長い間使って欲しいと考えたからです。
低学年では歴史の流れをつかむ程度にさらっと読めて、大きくなったときに詳細まで読めこめる情報量の濃さがある点を重視しました。
角川と講談社のページをチェックしてみました。
東大の入試問題や実際の歴史研究の場で重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。本書は「人物を中心にした物語」と「時代の大きな流れ」、この2つに主眼を置いて全体の構成が考えられています。
参照:日本の歴史 | 角川まんが学習シリーズ|KADOKAWA
角川の公式YouTubeでも、歴史の流れをつかむことの重要さが熱く語られています。
KADOKAWA児童図書チャンネルより
講談社もチェックしてみました。
総ページ数4480ページはナンバー1!欄外には「マメ知識」が約3500本!! 圧倒的な情報量で記述式問題にも対応。中学から大学受験まで使えます!!
参照:『講談社 学習まんが 日本の歴史(全20巻セット) +特典:歴史人物データカード120枚』(講談社)|講談社BOOK倶楽部
こちらについては、角川と講談社とも優越がつけづらく、絞りきれませんでした。
3. 全巻買いしたときに付いてくる特典
大きな買い物(その上、送料も気になる!)ので、今回は大分迷いました。
フルカラーの学研まんがも魅力的でしたし、特に講談社のものは2つの絶対条件に当てはまり、最後まで候補に残りました。
最終的に、角川まんがに決めた理由は、全巻買いしたときに付いてくる特典でした。
以下が、購入時の特典一覧です(※現在の特典は異なる可能性があります。)
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
(全15巻+別冊4巻セット)
- 別巻『よくわかる近現代史』全3巻
- 歴史まるわかり図鑑 全1巻
- 特典① 戦国すごろく
- 特典②近現代史まるわかりすごろく
- 特典③ 戦国武将のぼり旗しおり定規
講談社学習まんが 日本の歴史
- 歴史人物データカード全120枚
- 「日本史重要人物」イラスト年表
- オリジナル「三英傑」不織布トートバッグ
我が家は歴史人物データカード120枚よりも、楽しく遊べる「すごろく」の付録に惹かれました。受験などを見据えている方は、講談社のデータカードはとても良いと思います。
2022年11月10日に角川の日本の歴史シリーズの最新版が発売されました。
最新版は2022年までの歴史が収録されて全16巻となり、関ヶ原の戦いパノラマ大図解、まんがでめぐる!世界遺産マップなどが追加されているようです。
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」を購入した感想
全巻買いすると15巻プラス別冊4巻が付属の箱に入った状態で届きました!
付属の箱が収納ケースになっており便利!
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全巻セットの箱の大きさは、横は約32センチ、縦は約20センチくらいです。
この箱が本屋さんにディスプレイされているようなケースに変身するので、収納する場所がなくても、そのまま箱ごと置いておけます。
19巻も一気に届くと、本棚が足りない!と思っていたので、大助かりでした。
引越しのときは、ケースを元の形に戻すだけで、簡単に持ち運びできそうです。
別冊4セットは高学年向け
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全巻セットには、 歴史まるわかり図鑑1冊、よくわかる近代史3冊がついてきます。
歴史まるわかり図鑑は、文字も小さめでイラストも少なく本に近いので、高学年にならないと難しいかもしれません。
また、近代史も情報量が多いので、まずは本編で歴史の流れを学習した上で、読んだほうが良いかなと感じました。
歴史まるわかり図鑑1冊、よくわかる近代史3冊は、もっと日本史に興味を持った時点で、理解を深めるために読んでもらいたいなと思っています。
アメリカで学習まんがを使って歴史を学ぶ理由
日本では小学校3年生から始まる社会と理科の学習が始まりますよね。
アメリカ暮らしだと、日本史は完全に自宅で学習することになります。
受験をするために日本の歴史を勉強するのではなく、あくまで教養として、また日本人として、日本の歴史を知っておいて欲しいと思っています。
「学習まんが」では、歴史上の人物が、まるで物語の主人公のように生き生きと描かれていますよね。
物語を読むような形で、日本の歴史を知ることができるので、子供にとっても勉強している感覚は少ないのではと思っています。
まとめ
コロナで家にいる時間も長かったためか、購入した「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全巻セット」は、半分くらいまで一気に読んでいました。
そのあとは、気になった感を適当に手に取って読んでいるようです。
今回我が家は、生活・学習スタイルから熟考した結果、最終的に「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全巻セット」を購入することにしましたが、全3巻にまとめたドラえもんの歴史まんがやコナン君がナビゲーターの日本史探偵コナンなど、キャラクターを使ったタイプの歴史まんがも出版されています。
お子さんの好みに合った最適な歴史まんがを見つけてくださいね。