ボードゲーム『スクラブル ジュニア』をご存知ですか?
スクラブルは、アルファベットが書かれたコマで英単語を作っていくワードゲーム。
『スクラブル ジュニア』はその子供版なんです。
この記事では、『スクラブル ジュニア』はどんなゲームなのか、子供と遊びながら学ぶ方法を解説していきます。
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『スクラブル ジュニア』ってどんなゲーム?
小さい子どもから大人まで遊べるゲームで、基本的には2~4人でプレイします。
子供向けから大人向けのものや、キャラクターを使ったバージョンなど色んなタイプのスクラブルが発売中です。
なかでも英語学習中の小学生向けなのが『スクラブル ジュニア』。
通常版の対象年齢は8歳以上、ジュニア版で5歳以上になっています。
英語ネイティブの子供が使う場合の基準ですので、英語を習い始めた小学生の子供たちはジュニア版でも十分楽しめると思います。
私が持っているのは、アメリカの100均「ダラーツリー」で購入したジュニア版。
な、なんと1ドルちょっとで買えるんです!
ゲーム盤(両面) • コマ • 105枚のアルファベットが書かれた札が入っています。アルファベットで書かれている札を英語ではTileと呼びます。
スクラブルを発売しているHasbro(ハズブロ)公認なので、ペラペラの紙ではありますが、ゲームの中身は正規版と同じようです。
セットを買う前のお試し版として購入しても◎です。
ちなみに
通常版とジュニア版の大きな違いは、ポイントシステムです。
通常版は複雑で長い単語を作るほど、有利なんだよ。使うアルファベットによってポイントが違うんだ。
ジュニア版だと1文字1ポイントなので計算も楽ですし、大人と勝負した場合もスコアに大きな差が出にくいようになっています。
『スクラブル ジュニア』で遊ぶ前に…
『スクラブル ジュニア』で遊ぶ前に、スクラブルの札を観察してみましょう!
スクラブルの札には特徴があるので、観察してみるのも楽しいです。
下の画像はバラバラにする前のダラーツリー版スクラブルジュニアの写真ですが…
スクラブルの札を観察してみよう!
AやEなどの数は多いですが、JやK、VやZなど1つしか札がない…。
ということは、AやEなどは単語を作るのに、よく使われるアルファベットということが分かります!
使用頻度の高い文字などを知ることが出来ますね。
『スクラブル ジュニア』で低学年の子供とゲーム!
続いては、『スクラブル ジュニア』を使ってお子さんと楽しく英語を学ぶ方法をご紹介していきます。
まずは小学校低学年向けのお子さんと遊ぶケースです。
スクラブルジュニアの表版を使って遊ぼう
まずは、『スクラブル ジュニア』の表版(ビギナー用)で遊んでみましょう。
上の画像のように、文字が入っている側を使います。
105枚のアルファベットが書かれた札も用意しましょう。
ゲームを始める前に
- まずは、自分が動かすコマのキャラクターを選びます
- アルファベットの札を文字が見えないようにふせます。
- 1人7枚のアルファベットの札を取り、手持ちの札とします。
基本的な遊び方
①一番年長の人からスタートします。その後時計回りの順番でゲームを進めます。
②アルファベットが書かれている盤面のマスに、手持ちの札から2枚おきます。
③札を置いた後、残っている札から2枚札を取り、常に7枚の札が手元にあるようにします。
ポイントのつけ方
自分の順番のときに英単語が完成した場合、1ポイントをゲット!
キャラクターのコマを1つ進ませます。
その時に英単語の色が、自分のコマの色と同じならコマを2つ進めます。
もし下の写真のように、2つの英単語が完成した場合は2ポイントが入ることになります。
アルファベットの札がなくなったときに、ポイントを一番ゲットしている人が勝ち(コマが一番進んでいる人)になります。
『スクラブル ジュニア』で高学年の子供とゲーム!
次は、『スクラブル ジュニア』を使って、小学校高学年向けのお子さんと遊ぶ場合の遊び方です。
もしくは、既に英語のボキャブラリーがあるお子さん向けです。
スクラブルジュニアの裏面を使って遊ぼう
ゲームを始める前に
- アルファベットの札を文字が見えないようにふせます。
- 1人7枚のアルファベットの札を取り、手持ちの札とします。
- スコアを記録する係を一人決めます。
基本的な遊び方
①一番年長の人からスタートします。その後時計回りの順番でゲームを進めます。
②スタートする人は、真ん中の★のマークを挟んで(縦でも横でもOK)、単語を作らなければなりません。単語が作れた場合、2文字の単語なら2ポイント、5文字の単語なら5ポイントのように、ポイントを獲得できます。
単語を作ることができない場合は、文字の一部またはすべてを交換できます。交換する場合、札を出すことはできません。
③盤面に札を置いた後、常に7枚の札が手元にあるようにアルファベットの札を補充していきます。
アルファベットの札が全て無くなったときに、ポイントを一番ゲットしている人が勝ちになります。
『スクラブル ジュニア』の裏面は、ポイントシステム以外は通常版と大きく変わりません。
辞書を使いながら、スクラブル ジュニアで遊んでみよう
スクラブルの大会などでは、辞書を使うことが禁止されているようですが…。
ボキャブラリーを増やすために、あえて辞書を活用しましょう♪
スクラブル専用の単語帳もあるのですが、難易度が高めです。
お子さんと遊ぶ場合は、子供向け英語辞書(Child Dictionary)があればよいですね。
イラストが多めの辞書なら、単語と意味の理解が早いのでおすすめです。
辞書を引くのって面倒くさいときがありますよね。でも、ゲームに勝つためなら、辞書を引くのが面倒でないと感じるのは、何故なんでしょう笑。
辞書を使って『スクラブル ジュニア』遊ぶだけで、楽しみながらボキャブラリーやスペリングを学べます!
我が家の辞書のアップデート版
辞書ではないですが、写真を見ながら英単語が学べる良書
まとめ:『スクラブル ジュニア』は子供と英語を楽しく学べるゲーム
『スクラブル ジュニア』は、あやふやだったスペルを改めて学べたり、知らない単語を学べたり、ゲームをしながら新しい英単語やスペルを学ぶことが出来ます。
アメリカ在住の方なら、1ドルちょっとで、ダラーツリー版「スクラブル ジュニア」が手に入ります!
一時帰国の手土産にも使えるかもしれません♪