最近よく耳にするのが、「子どもの考える力を伸ばす」という言葉です。
考える力は問題を解決するために必要な能力ですよね。
この記事では、管理人が購入した本の中から、子どもの考える力をつけるためにおススメの本を紹介していきます。
遊びながら『考える力』をつけたい方は、こちらの記事がおすすめです。
子どもの考える力を伸ばす本3選と学べること
まずは、我が家おすすめの「子どもの考える力をつける本」の一覧をご紹介します。
小学生向けの考える力を伸ばす本
おすすめ3選と学べるスキル一覧
- ①学校では教えてくれない大切なこと16 考える力の育て方
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漫画なので低学年もOK!
学べること:考えることの必要性、色んな角度で物事を考える方法 - ②学校では教えてくれない大切なこと36 考える力の育て方 論理的な考え方
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大人も参考になる1冊
学べること:論理的な考え方とは何か、頭の中を整理する方法 - ③5分で論理的思考力ドリル
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考えることの楽しさを実感できる本
学べること:問題や課題を解決する考え方
ここからは、各本の詳細をチェックしていきましょう!
子どもたちの「考える力」を伸ばすために最初に読みたい本はコレ!
学校では教えてくれない大切なこと16 考える力の育て方は、子どもたちの「考える力」を伸ばすための最初の1冊としておススメです。
その訳は…、
「考える力ってなんだ?」という問いかけから始まる本だからです。
子供が理解しやすいよう噛み砕いた説明で、「なんのために考えるのか」「考える力が足りないとどうなってしまうのか」という大事なことを教えてくれます。
考える力が世の中を動かしていくことに繋がるということに気づかせてくれる本でした。
わが子には自分で考えて行動してほしい…でもどうすれば?
— 学校では教えてくれない大切なこと (@gakkoudeha_cp) May 26, 2022
この本には、世の中の物事を題材にして、楽しく「考える力」を育てていきます!
考える力が育っていくと、柔軟な発想ができ、より良い解決方法につながりますhttps://t.co/vXpvR9ebfB#学校では教えてくれない大切なこと #考える力の育て方 pic.twitter.com/7rMDYfKjkc
学校では教えてくれない大切なこと16 考える力の育て方の良い点・気になる点
- 「考える力がなぜ必要なのか」を学べる
- 漫画なので内容が理解しやすい
- フルカラーでフリガナもあり、低学年でも読みやすい
- 論理的思考力については解説なし
学校では教えてくれない大切なこと16 考える力の育て方の一番の良い点は、「考える力がなぜ必要なのか」を低学年の子供たちでも楽しく学べることです。
漢字には全てフリガナが振られていますし、学校では教えてくれないシリーズは全てフルカラーの漫画スタイルです。
ただし、論理的思考についての解説はないので、同じシリーズの学校では教えてくれない大切なこと36 考える力の育て方 論理的な考え方で補完したほうがよいかもしれません。
ちなみに…
考える力の育て方は、Amazonキッズプラスで読み放題の対象となっています。(※2022年12月現在)
※Amazonキッズプラスは、図鑑や学習漫画、こども文庫などが読み放題の3-12歳向けの本などの読み放題サービスです。
子どもから大人まで!論理的に考える力をつける本はコレ!
2冊目にご紹介する本は、学校では教えてくれない大切なこと36 考える力の育て方 論理的な考え方。
1番目にご紹介した本と、タイトルがほぼ一緒ですが…、公式Twitterで、こんなツイートがある通り、内容は異なります。
思考力がテーマの2冊をご紹介。オリジナルな発想力を身につけたいなら、青い表紙の『(16)考える力の育て方』がおすすめ!ロジカルシンキングや、筋道立てて話す方法を身につけたいなら、赤い表紙の『(36)考える力の育て方-論理的な考え方-』がおすすめです!https://t.co/vXpvR9vehB#思考力 #論理的 pic.twitter.com/8GyQfoSnuV
— 学校では教えてくれない大切なこと (@gakkoudeha_cp) July 30, 2021
「論理的に考える」はどういうことなのかを子供に説明するのは、とっても難しいですよね。
学校では教えてくれない大切なこと36 考える力の育て方 論理的な考え方は、「論理的に考えること」を漫画仕立てでわかりやすく教えてくれるほか、自分の頭の中を整理する方法や論理的に考えたことを伝える方法など、How toが沢山詰まっている本です。
考える力の育て方 論理的な考え方の良い点・気になる点
- 大人も読んで面白い1冊
- 読者対象は小学3年生以上
子供用に買った本なのに、私も勉強になった1冊です。
出版社の公式サイトによると、読者対象は小学3年生からになっています。
漢字全てにフリガナもありますが、少し難しい言葉が使われているので、低学年のお子さんが読む場合は大人と一緒に読むのも良いかもしれません。
子どもの考える力を実践で伸ばす本!考えるって楽しい!
5分で論理的思考力ドリルは、先に紹介した「考えることの必要性」や「論理的思考とはなにか」を知ったあとに取り組んでほしい1冊です。
というのもタイトル通り、35問の問題が掲載されている問題集的な本だからです。
どんな問題が出題されているかというと、以下の5つの思考回路に特化した問題です。
5つの思考回路とは
引用:思考力と「5つの思考回路」|ソニー・グローバルエデュケーション
- スキャン回路(読みとる)
問題の本質を見抜く思考回路- クリエイト回路(ひらめく)
これまで思いつかなかった方法を思いつく思考回路- リバース回路(逆算する)
問題を解決するにはどうすればいいか、逆算する思考回路- ノック回路(洗いだす)
ありうる可能性をすべて洗いだす思考回路- ステップ回路(組み立てる)
「こうすれば、こうなる」と手順を組み立てる思考回路
この5つの考え方のテクニックは、このドリル以外でも使えそうですよね。
では、実際にどんな問題があるのかチェックしてみましょう。
本日は『5分で論理的思考力ドリル ちょっとむずかしめ』から問題を1問出題します。
— 学研のドリル・参考書 (@gakken_ieben) October 25, 2020
アナタに論理的思考力はあるか!? pic.twitter.com/Y7JQLkXaqN
出版社の公式Twitterでツイートされていた問題をお借りしました。
著者であるソニー・グローバルエデュケーションのサイトで、5つの思考回路の中から、自分の得意な思考回路を診断してくれる思考回路診断がありますので、気になる方はテストしてみてくださいね。
ちなみに管理人は「リバース回路(逆算する)」との結果でした。
5分で論理的思考力ドリルの良い点・気になる点
- 考えることの楽しさを実感できる
- 親子で楽しめる
- 3つのレべルがある
- 小学4年生までの算数の知識が必要
- 本を開いたまま、問題を解きにくい
5分で論理的思考力ドリルは、「つい考えたくなる面白い問題」ばかりです。
大人も子供楽しめる1冊です。
そしてさらに、問題が解けたときは「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちになり、考えることの楽しさが知ることができます。
5分で論理的思考力ドリルは、他にも「ちょっとやさしめ」「ちょっとむずかしめ」の3つのシリーズがあります。
我が家の子供は、「ちょっとやさしめ」に全問挑戦しましたが、謎解きみたい!と楽しんで解いていました。
ちょっとやさしめでも、考え込んでしまう問題も多いです。現在は5分で論理的思考力ドリルに取り組み中です。
ただし、惜しいところが2つ。
1つ目は対象年齢自体は10歳から120歳で、問題を解くのに小学4年生までの算数の知識が必要な問題もあること。
逆を言えば、掛け算、割算、四角形の周囲の求め方など小学4年生までの算数の知識があれば、何歳からでも5分で論理的思考力ドリルに挑戦できます!
親子で一緒に挑戦してみるのも◎ですね。
2つ目の惜しいところは、分厚い本なので、本を開いたままにできないところです。
ブックストッパーなどを本を開いたままで固体するものがあれば◎です。
我が家は、図形や表の問題でなければ、ホワイトボードに書き写して解くようにしています。
この本の著者であるソニー・グローバルエデュケーションのページで、無償版も配布されています。
まずは、どんな感じの問題かお試ししたい方は、こちらのページでDLしてみてくださいね。
子どもの考える力を伸ばす方法は、他にも沢山!
この記事では、子供の考える力を伸ばすためにお薦めしたい本を3冊ご紹介しました。
別記事で、小学生向けの謎解き本についてもまとめています。
謎解きにも「考える力」が必須のスキルです。小学校低学年の子供でも楽しめる謎解き本や、英語で謎解きを楽しめる本などを紹介しているので興味のある方は是非ご一読ください。