小学校で「ご褒美券」が貰える!?子供が大好きなアメリカの学校のシステム！

アメリカの小学校には、子供を褒める機会が沢山あるなと感じています。

この記事では、子供が大好きなアメリカのご褒美券システムをご紹介します。　

ご褒美券のシステムは？～子供の小学校の場合～

子供の通うアメリカの小学校の場合のご褒美券は上の画像のような感じ。

子供が何か良い行いをしたときに、先生からご褒美券はもらうことができ、

ある程度のご褒美券を集めると、商品と引き換えることができるようになっています。

 ここでお知らせです！

どんなときに、ご褒美券がもらえるの？～子供の小学校の場合～

例えば、こんなときです。

我が子の場合も、こんなエピソードが…

雨上がりのアスファルトのバスケットボールコートで、土に戻ろうと頑張っているミミズを見つけたそう。干からびたら大変！と、そっと芝生の上に移動させてあげたそうです。

誰がご褒美券をくれるの？～子供の小学校の場合～

子供の学校の場合、ご褒美券システムは学校全体の取り組み。

なので、担任の先生だけではなく、体育の先生、Recess(休み時間)の先生、ELSの先生、カウンセラーなど、学校中の先生たちが、常に同じご褒美券を持ち歩いています。

「良いこと」をした子供にご褒美券を渡すというのは共通していますが、それぞれの先生の視点からみた「良いこと」の基準は先生によって異なります。

ご褒美券を集めると何がもらえるの？～子供の小学校の場合～

月に1～2回、ご褒美券をプライズ（ご褒美の商品）に引き換えられる機会があります。

どんなご褒美があるのか、我が子にヒアリングしてみました。

キャンディーやスナックなどのお菓子、メモ帳やシール、スタンプなどの文房具、動物のぬいぐるみ、ミニサッカーボールなどがあるそうです。

ということなので、表にしてみるとこんな感じ。

ちなみに、スペシャルチケットとは、特別な体験ができるチケットのこと。

授業を抜けて、別室で特別なことができるなんて、子供には溜まらないご褒美ですよね！

我が子が一番好きなプライズは、スライムづくりだそう。

小学校のご褒美券システムが良いなと思う点

私が個人的にご褒美券システムが良いなと思う理由は３つ。

学校にいる間、子供たちは学校中の先生からポジティブな行動に対して、褒めてもらえる機会にあふれています。

ご褒美券が子どもたちのモチベーションを高めることにつながりそうです。

また、貰ったご褒美券は、商品と引き換えが出来るまで、自分で保管しておかなければならないので、自己管理能力も養われそう。

子供に聞いた話ですが、５０枚のスペシャルチケットまで２枚足りなかった子が、他のお友達とポケモンカード１枚をご褒美券２枚と交換していたそうです。

いいか悪いかは賛否あるかもしれませんが、ある意味、ご褒美券に価値が生まれ、子供内でいろんなプチビジネスが生まれているようです。

まとめ：アメリカの小学校には、子供を褒める機会が多い

ご褒美券システムだけではなく、子供を褒める機会がアメリカの小学校には沢山あります。

例えば、とてもとても良いことをした子には、ご褒美券ではなく、校長先生から直接スペシャルカードが貰えます。

そのうえ、ミニ雑貨やお菓子などをご褒美券なしで貰い、モーニングアナウンスメントで全校生徒の前で表彰までされたりします。

改めて振り返ってみると、アメリカの小学校のご褒美券システムは、子供たちのポジティブな行動を後押しつつ、学校の規律も守られる良い取り組みだなと感じました。