ナンプレの作り方!小学生の子供と一緒に作ってみた
突然ですが、小学生の子供と一緒にナンプレを作ってみました。
昔からナンプレを家族で楽しんでいるのですが、問題を自分たちで作れないかと思い立ったのがきっかけです。
この記事では、我が家の10歳の小学生でも出来たナンプレ作りの方法をまとめるとともに、印刷できるナンプレの作り方のワークシートをご紹介します!
ナンプレの作り方 Step①まずは、完成図を作ろう
ナンプレを作るためのステップは…
答えとなる完成図を作ることと、問題を作成することの2つ。
まずは、完成図を作っていきましょう!
なお、作り方は色んなサイト様で勉強させていただきました。
プログラミングやエクセルを利用して作るタイプが多かったのですが、紙とペンだけで出来る方法をベースに子供向けにアレンジしてみました。
①9×9のマス目を用意する
まずは、9×9のマス目を作りましょう。
後の手順で、消しゴムを使うことになるので、線が消えてしまわないように、ボールペンなどを使ってマス目を書くのがポイントです。
毎回マス目を書くのが意外に大変なので、印刷できるマス目シートを作っちゃいました。プリントはこちらから。
もし、手書きで書く場合は、見やすいように、大き目のマス目にすると、後の作業がやりやすいかもです!
②ナンプレのルールを意識しながら、マス目に数字を書き込んでいく
続いて、マス目に鉛筆で数字を入れていく作業をします。
ここで思い出したいのが、ナンプレの基本ルール。
・同じ行や列には、数字が重複して入らない。
・3×3のブロック内も、数字は重複してはいけない。
上記のルールに沿うように、空白マスに「1」から「9」までの数字を書き込んでいきます。
↓の画像のような感じで数字を入れていきますよ~。
後で数字を入れ替えなければいけない場合があるので、数字を書き込む際は鉛筆を使ってね!
③後半で数字が重複してしまう場合、途中からやり直す
空白マスに「1」から「9」までの数字を書き込んでいくのですが…
「7」「8」や「9」あたりになると、使える空白マスが減ってしまい、同じ行や列に重複しやすくなります。
重複してしまわないよう注意しながら、上手く配置していきましょう。
最後の「9」を配置するときに、重複しないように入れられない場合…、
どこかで重複ミスが起こっているかも!じっくり確認してみてくださいね。
どうしても上手く数字が入らない場合、消しゴムで消して、心機一転、場所を変えて書き込んでみるのもあり!
④完成図の出来上がり
最後に、もう一度、同じ行や列、3×3のブロック内に数字が重複してないかチェック。
チェックができたら完成図の出来上がり!
ナンプレの作り方 Step②問題を作ろう
完成図が出来上がったら、今度は問題を作っていきます。
ナンプレの問題の難易度は、最初から表示する数字がいくつあるかで変わってくるそう。
普通レベルの問題は、27~30個くらいの数字が最初から表示されていることが多く、
逆に初心者向けの問題はもっと沢山の数字が表示されていることになります。
まずは簡単な方法で初心者向けのナンプレを作っていきましょう。
【簡単】初心者向けのナンプレの作り方
初心者向けのナンプレ問題の作り方は、簡単です。
①新しい9×9のマス目シートを用意する
完成図とは別に、新しい9×9のマス目シートを用意し、完成図の数字を写します。
初心者向け専用ワークシートの印刷はここから。
②数字を消していく
新しいマス目シートの3×3の各ブロックから4~6個の数字を消していきます。
初心者用の問題なので、最終的に40個程度の数字が残るように、数字を消しましょう。
上の画像のように数字のかたまりが残るようにすると、解きやすい問題になりますよ~。
③実際に問題が解けるか確認してみよう
40個ほど数字が残す場合、大抵は解ける問題になっているはずです。
ですが、数字が導き出せないマスが発生し、解けない問題になっている可能性もなくはないので、念のため、実際に問題が解けるか確認しておきます。
解けないマスが発生する場合、残す数字を少し足してみましょう。
自分で解いて、確認してみましょう!
④清書して、完成!
問題が解けることが確認できたら、あとは清書するだけ!
9×9のマス目に、最初から残す数字をボールペンで書き込み、完成です!
問題を解く人が消しゴムを使っても大丈夫なように、消えないペンで数字を書き込もう!
普通レベルのナンプレの作り方
普通レベルの問題を作る場合、もう少し時間がかかります。
まずは、マス目シートを作ることから始めましょう。
専用ワークシートの印刷はこちらから。
①新しい9×9のマス目シートを用意する
初心者用の場合と同じように新しい9×9のマス目シートを用意し、完成図の数字を写します。
②数字を消していく
全体から適当に27~30個くらいの数字を残して、残りの数字を消すのもありなんですが…
解けない問題になる可能性が高まります。
上の画像のように、残すマス(ヒントとなるマス)と消しても大丈夫なマスにチェックをつけていきます。
同じことを繰り返し、3×3の各ブロックに残す数字が3~4個になるようにします。
なんですが、この作業が大変!
大人でも、作業しているうちにこんがらがってきます。
忍耐力が試される作業です(苦笑)
ここで、重要なのは1~9の数字が必ず入るようにすること。
例えば「1」が1つも入っていないと、数字を確定する要素がなくなってしまいます。
普通レベルの問題なら、1~9の数字が万遍なく残されているのが良いかも?
この作業に1時間くらいかかったけど、考えるのが面白かったよ!
③実際に問題が解けるか確認してみよう
初心者用の場合と同じように、実際に問題が解けるかどうか確認してみましょう。
数字が導き出せない箇所があれば、②の考え方で更にヒントを足したり、明かすマスを変更したり、微調整してみましょう。
④清書して、完成!
最後は最初から残す数字をボールペンで書き込み、完成です!
印刷できるナンプレの作り方ワークシート
ナンプレ作りのワークシートは、こちらにまとめています。
ダウンロードして印刷できるので、個人利用の範囲でご自由にお使いください~。
ワークシートは、A4サイズで作成しています。
①完成図を作る9×9のマス目シート
②問題作成シート(初心者向け)
③問題作成シート
④清書シート
ナンプレに興味があれば、問題作りもやってみて!
ナンプレを作ってみたいと思い立ったものの、なかなか手間がかかり、全て完成するまで結構な時間がかかりました。
なので、休日や長期休みなどのアクティビティに良いかもしれません。
小学生の子供は、自分でナンプレを作ることができ、達成感で一杯だったようです。