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フェルミ推定を小学生とやってみた~面白い問題で子供も夢中に

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フェルミ推定って?小学生と例題やってみた
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皆さん、フェルミ推定はご存じでしょうか?

この記事ではフェルミ推定が学べる小学生向けの10歳からのおもしろ!フェルミ推定の紹介のほか、子供と実践してみた例題や印刷できるワークシートをシェアしていきます。

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フェルミ推定が学べる小学生向けの本はどれ?

我が家にある『10歳からのおもしろ!フェルミ推定』の本

フェルミ推定(英語ではFermi estimate)を学べる小学生向けの本は、くもん出版が出している10歳からのおもしろ!フェルミ推定

我が子がドハマりした本です!

この本では、フェルミ推定は以下のようなものと考えられています。

「フェルミ推定」とは、誰も答えを知らない「正解のない問題」を考える方法です。使ってよいのは紙とペン、そして自分の持っている知識だけ。論理的に考え、計算し、ざっくりとした答え(数値)を出す、ゲームのようなものです。

引用元:『10歳からのおもしろ!フェルミ推定』刊行 | KUMONメディアルーム

「正解のない問題」はどんな問題かイメージしづらいですよね。

例えば、10歳からのおもしろ!フェルミ推定で掲載されている問題は、下の画像のような感じ。

『10歳からのおもしろ!フェルミ推定』の裏表紙には、例題がいくつか。

とてもスケールの大きな問題に対し、ざっくりした答えを出していきます。

どの問題も子供の興味を引きそうな内容です!

自分の持っている知識と計算力を使って概算していくのですが、具体的にどうやってフェルミ推定をするのかは、是非本でチェックしてみてくださいね~。

対象年齢は、題名どおり10歳くらいから。

掛け算や割算、小数点を使った計算などが出てくるので、高学年向けです。

フルカラーで漫画や吹き出しが多様されているので、子供でも読みやすいです。

漫画とイラスト担当の方が、X(旧Twitter)で本の一部を紹介されていたので、シェアしておきます!

Illustrator 柏原昇店(パパン)さんのXより

本はこちらから

著:横山 明日希, 著:こざき ゆう, イラスト:柏原昇店
¥1,320 (2024/04/26 13:24時点 | Amazon調べ)

問題作って、小学生の子供とフェルミ推定やってみた

10歳からのおもしろ!フェルミ推定でフェルミ推定について学んだので、普段の生活の中で実践してみました。

小学生の子供とフェルミ推定やる前に…

フェルミ推定をする上で大事なこと

私自身、10歳からのおもしろ!フェルミ推定を読むまで、フェルミ推定のことを知らなかったので、全くの素人なんですが…

私が感じたのは、フェルミ推定をする上で重要なのは、「どんな情報が必要か」、「どうやって計算するか」をしっかり考えること。

この2点がクリアになれば、あとは計算できるかどうかです。

子供とフェルミ推定をやってみるうえで、この2点をしっかり考えられるかに注意してみました。

【例題】図書館の子供コーナーには、全部で何冊の本があるだろう? 

小学生の子供に出したフェルミ推定の例題

子供と最寄りの図書館に行ったときに、上のような問題を出してみました。

実際に数えるとなると、かなりの冊数ですよね…。

そこで、フェルミ推定をしてみることにします。

まず、「どんな情報が必要か」、「どうやって計算するか」を考えてみます。

本棚を観察すると、1段にある本の数は大体同じということに気が付きます。

まずは、子供と一緒に本棚を観察してみます。

すると、↑の画像のように、1段にある本の数は大体同じであることに気が付くと思います。

では実際にどうやって答えまで辿りつくのでしょう?

こぐま

計算の方法を考えてみるね。

フェルミ推定するのに、どうやって計算する?

上のように、計算方法が決めれば、あとは必要な情報を集めていくだけです。

今回の場合、必要な情報は以下の3つ。

フェルミ推定するのに必要な情報は?

「本棚の1段分だけの本数」と「本棚の段数」、「本棚の数」を数えてみます。

全部の本を数えるとなると途方もない作業ですが、この3つだけなら、簡単です。

ちなみに、ざっくりとした答えを出すので、イレギュラーな部分があっても、深く考えないで大丈夫!

棚の段数が一部違っても、気にせず本棚の数を数えましょう。

あとは、先ほどの計算式に数値を当てはめて、計算するだけです。

そうすると、今回の画像の場合は、下記の通りになります。

実際に情報を集めて、計算すると、240冊という答えになります。

実際に図書館で同じ例題をやってみたときは、両側に本が置ける棚だったので、1つの本棚にある本の冊数が倍以上。

本棚の数も多く、1万冊を超える数字になりました。

「1万冊の本」は一体どれだけの量になのか想像しづらいですが、このアクティビティをやったことで、「1万冊の本」は図書館の子供コーナーくらいというイメージが湧いたのが良い経験になりました。

例題のワークシートも作ってみた(印刷OK)

子供と一緒にフェルミ推定をやってみるために簡単なワークシートを作成しました。

よかったら印刷して利用してみてくださいね。

フェルミ推定のワークシート

ダウンロードして印刷できます。個人利用の範囲でご利用ください。

まとめ

この記事では、フェルミ推定を学べる本や例題などを紹介してきました。

10歳からのおもしろ!フェルミ推定から、難しそうに見えるけど、おおよその数は案外もとめられるということを知り、実生活でも体験できました。

今回の図書館での例題で、本の数を体感できたのは大きな収穫でした。

今後も身近な生活の中でフェルミ推定をやってみたいと思います。

シェアして頂けると嬉しいです♪
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この記事を書いた人

アメくまのアバター アメくま 管理人

2018年から小学生とアメリカ西海岸で暮らしてます。
これまでに知ったこと、学んだことなどを活かして、アメリカでの教育や暮らしに役立つ情報を発信中です。
お仕事の依頼・ご質問は「お問合せ」まで。

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