もっと子供に本を読んでもらいたい!おすすめのサービスは?

アメリカの小学校の授業の様子とは?アメリカには教科書がないってホント?

当サイトはアフェリエイト・Google AdSenseなどの広告を掲載しています。
アメリカの小学校には教科書がない?
  • URLをコピーしました!

アメリカの小学校には教科書がありません。

教科書がないので、アメリカの小学校での授業の様子や内容が、いまいち把握できないのが親の悩みどころです。

そこで今回は、現地校歴5年目の我が子にヒアリングしながら、アメリカの小学校の授業の様子や、教科書の代わりに「どんな教材を使っているのか」などをまとめています。

またアメリカの小学校の授業内容を把握する方法などを紹介しています。

タップできる目次

アメリカの小学校には本当に教科書がなかった

\今回、話を聞いた人 /

我が家の子供!
  • アメリカの小学校歴は5年
  • 4th Grade (2022年時点)
  • アメリカの算数の授業が大好き

アメリカの小学校歴は5年目ですが、私自身、教科書というものを見たことがありません。

学校に行くときの持ち物は、ランチ&水筒とクロムブックだよ!

学校から貸与されているクロムブック。
子供が毎日学校へもっていくクロムブック
こぐま

たまに学校の図書室で借りた本や、宿題のワークブックを持ち帰っているよ!

子供の通う現地校がある学区では、2020年よりK-12の全校生徒にクロムブックが無料で貸与されています。授業や宿題で利用するので、毎日学校に持っていき、自宅に持って帰ってきます。

アメリカの小学校の授業の様子とは?

では、教科書がないアメリカの授業はどのように行われているのでしょうか?

アメリカの授業では先生の話をじっと聞く時間が少ない

こぐま

アメリカの学校では、先生の話を聞く時間が少ないんだよ!

子どもの話を聞くと、日本語補習校と比べると、先生の話をじっと聞く時間が少ないそうです。

アメリカではアクティブラーニングを重視しているからか、ディスカッションやグループワーク、リサーチ活動など生徒が積極的に参加できる形の授業が中心のようです。

また先生はファシリテーターに徹していることも多いそう。

こぐま

先生が本を読んでくれるRead Aloud (音読)の時間が一番先生の話を聞いてる時間が長いかも!

アメリカの先生は授業でいろんな教材を使ってる!

教科書がない代わりに、アメリカの先生方は色んな教材を駆使して、授業を行っています。

よく子供から聞くのが以下の3つのツール。

①Pack

子どもが持って帰ってくるPACKの写真です。

写真のように、プリントがまとめられたものをPack(パック)と呼んでいるそう。

学校によっては、呼び名が異なるかもしれません…。

コロナ以前はクロムブックの配布もなく、Packを使うことが多かったため、コピー機での印刷、製本をお手伝いするボランティアの募集が頻繁にありました。

現在は、コロナで保護者の学校立ち入りが制限されており、各自がクロムブックを持っているため、Packの数が少なくなっています。

それでも、月に数冊、自宅に完了済みのPackを持って帰ってきます。

色んな科目でPackがあります。Mathは、ワークブックのような感じになっていますね。

表紙がついていないプリントの写真
表紙がないバージョンもあります。

また上の写真のようにプリントだけの場合もあります。

②スライドや動画

こぐま

スライドもよく使ってるよ

教室のスクリーンに映し出しすこともあるほか、Google ClassroomにアップされたGoogle Slidesを各自のクロムブックで開くこともあるそうです。

また、YouTubeなどの動画を見ることも結構あるそうです。

③アプリ

アプリを使って、自分で学んでいくケースもあります。

 例えば、子どもの現地校でよく使われているのが、Math、ELAが学べる学習アプリFreckle」。

「Freckle」の製品紹介ページより。
参照:https://www.renaissance.com/products/freckle/

先生からアプリ上で送られてくる課題をこなすほか、年齢やスキルレベルに応じた問題を各生徒がそれぞれ自分のペースでこなしていきます。

epic!のトップページのスクリーンショット。
参照:https://www.getepic.com/

また、12歳以下の子供向けの電子書籍ライブラリーEpic!」も頻繁に使っています。先生から送られてくるお薦めの本や課題本を読んだり、リサーチ活動で色んな本を調べる際に活用しているそうです。

アメリカの小学校の授業の内容とは?

アメリカの小学校に子供を通わす親として、一番困ることは…

教科書がないので、子どもが授業で何を学んでいるのか把握できないことです。

授業の内容は、州や学区によって大きく異なってくる

授業の内容は、州や学区によって差があります。

アメリカにはCommon Core State Standards(コモンコアステートスタンダード、略してコモンコア)が存在します。

幼稚園児から高校生までの各学年の生徒が何を学ぶべきかを定めた基準で、国語(ELA)と算数(Math)が対象です。

例:1年生の算数(Math)の場合
学年末までに20以内の足し算と引き算ができるようになることや、時刻を書けたり、伝えるられることが求められます。また国語(ELA)では、「物語を語る本」と「情報を伝える本」の違いを説明できるようになると決められています。

けれど、コモンコアが教え方を定めているわけではないので、授業内容には大きく差がでてしまうようです。

World Population Reviewによると、コモンコアは40州でしか採用されていません。MinesotaはELA基準のみ採用しているほか、Alaska、Nebraska、Texas 、Virginia、Arizona 、Florida 、Indiana、Oklahoma、South Carolinaでは独自の教育基準があります。

コモンコアに定められていない社会(Social Studies)や理科(Science)の扱いも州によって異なってしまいます。

参考:Common Core States 2022 – World Population Review
   Common Core State Standards | – CCSSO

アメリカの小学校の授業内容を把握する3つの方法

アメリカの小学校の授業内容を把握する3つの方法があります。

①ブレインクエスト ワークブックを使う (おすすめ★★★)

本屋さんなどで見かける「ブレインクエストワークブック」がお薦めです。

本屋さんのブレインクエストコーナー。
Workbookと表紙に書いてあるのが問題集です。

アメリカのベストセラー教材なんですが、コモンコアステートスタンダードに準拠しているんです。

お子さんの学年のブレインクエストを購入すれば、その学年で習うべきことがカバーされています。

お子さんが「どんな問題を解いているのか」「どんなレベルの読解問題に取り組んでいるのか」などを知ることができますよ。

\ブレインクエストをチェックしてみる /

ブレインクエストについては、別記事で詳しく解説しています。

 IXL Learningのサイトを使う

定額制のオンライン学習サイトIXL Learning」 も便利です。

Find your standardsのページで州を選択すれば、各州の学年ごとの基準が確認できるようになっています。

このページにアクセスします。
参照:https://www.ixl.com/standards

③Common Core State Standardsを読んでみる

読むのは、とても大変なのですが…。

ご興味のある方はコモンコアを読んでみてくださいね!

Common Core State Standardsから確認できます。

まとめ

私もコモンコアを読んでみようとトライしましたが、途中で挫折してしまいました。

60ページ以上あるので、自分の子供の学年分だけ軽~く流し読みして、そっと閉じてしまいました…。

いつか、リベンジします!

シェアして頂けると嬉しいです♪
  • URLをコピーしました!
タップできる目次