アメリカ現地校に通う我が家の子供は、現在4th grade。
Social studies(社会科)で習うことも少しずつ難しくなってきました。
特にアメリカの歴史は知らないことだらけ!
そこで本や動画を使いながら、子どもと一緒にアメリカ史の勉強を始めました。
この記事では、これまでに読んだ本のなかから、アメリカの歴史が学べる子供向けの本を紹介します。
\おすすめ記事/
アメリカの歴史が学べる子供向けの本4選
今回ご紹介するアメリカ史が学べる本は4つです。
アメリカの歴史本4選で学べること
- ①学研まんが NEW世界の歴史の8巻
-
【言語:日本語】
小学生におすすめ
アメリカの歴史の流れをさっと把握するのに最適 - ②アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
-
【言語:日本語、英語】
小学校高学年~、英語学習にも
アメリカ現地校で習うアメリカの歴史を知る - ③Ordinary People Change the World
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【言語:英語】
小学生向け・大人でも面白い!
アメリカで有名な歴史上の人物を知る - ④American History: A Visual Encyclopedia
-
【言語:英語】
大人・小学校高学年向け
アメリカの歴史に関する辞典・調べ学習に使える1冊
ここからは1冊ずつ、詳細を確認していきましょう。
アメリカの歴史本①学研まんが NEW世界の歴史
お子さんに歴史を学んでもらうなら、使いたいのが学習漫画。
日本史も角川まんが学習シリーズ 日本の歴史を購入した結果、子供が日本史に興味をもってくれました。
アメリカの歴史も、漫画で学んで欲しいところなのですが…。
残念ながら、現在発売されているアメリカ史の学習漫画は発見することができませんでした。
そこで、見つけたのが学研まんが NEW世界の歴史の8巻。
メキシコのアステカ王国から始まり、コロンブスのアメリカ大陸発見、アメリカ独立戦争や南北戦争までの流れを一冊で学ぶことができます。
学研まんが NEW世界の歴史ののおすすめポイント
- オールカラーの漫画スタイル
- 大まかなアメリカ史を知ることができる
- 現地校で習うアメリカ史がカバーされていない
学研まんが NEW世界の歴史の8巻は、オールカラーで人物を中心としたストーリー仕立てで描かれているので、小学生でも読みやすいです。
ネイティブアメリカンの文化やルイス・クラーク探検隊など、現地校で習ってくるアメリカ史については載っていなかったりしますが、
アメリカの大まかな歴史を把握するのに使うと◎です!
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アメリカの歴史本②アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
続いては、「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」です。
作者によると、アメリカの始まりから現代までの通史の学習が始まるのは、小学3年生からだそうです。
ですので、「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」では、アメリカの小学3年生が学習する内容から始まり、6年生が習う内容までが含まれています。
アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書ののおすすめポイント
- 英語と日本語で学べる
- アメリカの小学生が習う歴史を学ぶことができる
- 漢字にフリガナがなく、文章量が多い
この本の一番の特徴は、実際の教科書に記載されている英語文、その右側ページに日本語翻訳が書かれていること。
歴史などでは、特殊な英単語なども頻出するので、歴史を学びながら英語も学べる良書です。
また、現在4th gradeの我が家の子供にも読んでもらったところ…
学校で習った内容が沢山載っているよ!
ということでしたので、アメリカの小学校でアメリカの歴史を習う子供たちと同じ内容が学べる本です。
ですがページ数は約300ページもあり、文字は小さめで、漢字にはフリガナがありません。
イラストや写真なども少なく、ぎっちり文字が詰まっており、決して子供が読みやすいわけではありません💦。
我が家の場合は、親は参考書替わりに使い、子供は興味を持った部分を読んで活用しています。
ちなみに、アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書と同じ作者がシンプルな英語で話す世界史という世界史の本も出版しています。
英文が左ページ、右ページに日本語翻訳と同じ構成で作られており、ネイティブと歴史について話せるように世界史が学べる本です。
アメリカの歴史本③Ordinary People Change the World
Ordinary People Change the Worldは直訳すると、「普通の人々が世界を変える」になります。
自分と同じような生活をしている普通の人々が世界を変えることができるんだよというメッセージが込められたシリーズです。
ご紹介する「I am ~」という歴史に名を残す人物の伝記シリーズは、約40ページくらいのコミック調の本で小学校低学年の子供も読めるようになっています。
アメリカで人気の本です!子供によると、現地校の授業でも使われている本のようです。
Ordinary People Change the Worldのおすすめポイント
- アメリカでよく知られている歴史上の人物を知ることができる
- 英語で学べる
2022年11月現在で33冊が発売されていますが、アメリカの歴史に関わる方の伝記を幾つかピックしてみましょう。
Amelia Earhart(アメリア・イアハート)
Rosa Parks(ローザ・パークス)
Lucille Ball(ルシル・ボール)
Jim Henson(ジム・ヘンソン)
Sacagawea(サカーガウェア)
Harriet Tubman(ハリエット・タブマン)
Sonia Sotomayor(ソニア・ソトマヨール)
Billie Jean King(ビリ-・ジーン・キング)
日本では馴染みのない人が沢山いませんか?
特に、Sacagawea、Rosa Parks、Harriet Tubmanなどは、Social Studiesで頻出する方々なのに、子供が現地校で習って教えてくれるまで、私は全く知りませんでした。
アメリカ史ではなく、世界史を学習しているので、世界史の流れに出てくるアメリカ史上の人物しか学んでいないのかもしれません。
このシリーズを読むことで、日本人は知らないアメリカでよく知られている歴史上の人物を知ることができます。
また同時に、主人公となる人物に起こった重要な出来事や影響を与えた子供時代のストーリーなども英語で学べる内容になっています。
\Ordinary People Change the Worldシリーズ一覧/
英語になりますが、アメリカの小学生向けの学習漫画「History Comicシリーズ」もおすすめです。
シカゴ大火やロアノーク植民地など、あまり日本では学ばないアメリカの歴史を漫画で学べるシリーズです。
アメリカの歴史本④American History: A Visual Encyclopedia
「American History: A Visual Encyclopedia」は、ネイティブアメリカンの時代から現代までを取り扱ったアメリカの歴史に関する事典です。スミソニアン協会と共同で出版されています。
この事典には、750 を超える写真と絵画が載っているほか、独立宣言と合衆国憲法の全文が掲載されています。
文字だけで学習するよりも、写真や絵などと同時に学ぶほうが理解が進むし、記憶に残りますね。
American History: A Visual Encyclopediaのおすすめポイント
- アメリカの歴史の資料集として使える
- 英語で学べる
図鑑サイズの本で、フルカラー、ページ数は300ページ以上なので、読むというよりは、見る・調べるという使い方をするのが良いかなと思っています。
日本でいうと社会科の資料集のような感じで使っています。
【動画でアメリカ史】中田敦彦のYoutube大学
あの有名な!中田敦彦のYoutube大学で、アメリカ史が取り上げられています。
全部で3シリーズあり、シリーズ20分なので、約1時間でアメリカ史の学習ができます。
動画なので聞き流しでもよいですし、本とは違った形の学びができますね。
シリーズ①を子供と観ましたが、テンポも良く、小話を挟んだりするので、途中で飽きることなく観れました。
ただ、事前知識がないと分からない部分も多々あったので、親がフォローしながら一緒に観たほうがいいかもしれません。
ちなみに、中田敦彦さんがアメリカ史の授業をする際に参考にされたのは以下の「一冊でわかるアメリカ史」という本だそうです。
まとめ
この記事では、アメリカ史が学習できる本4選のほか、おすすめYoutube動画も紹介しました。
もしお子さんと一緒にアメリカの歴史を学ぶなら「学研まんが NEW世界の歴史の8巻」、大人の方なら「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」から手に取るのがおすすめです。