『宗教とは何だろう?』とお子さんとお話したことはありますか?
私自身に知識がなくて、話題にしにくいテーマです。
この記事では、小学生と一緒に読んでみた子供向けの『宗教の本』を紹介していきます。
宗教とは?の疑問に答えてくれる子供向けの『宗教の本』はコレ!
宗教に関する本は世の中に沢山あるのですが、「こども向け」の本は意外に少ないなか、購入したのが『こども世界の宗教 世界の宗教と人々のくらしがわかる本』。
親子で読んで学べる社会学習本『カンゼンのこどもシリーズ』のなかの1冊です。
シリーズには、地政学や統計学、ロジカル思考、SDGなどがあるよ。
多文化社会で暮らす子供や、宗教に関する知識を深めたい大人にぴったりです。
『こども世界の宗教』の本で、宗教と生活の関わりが学べる!
アメリカ暮らしの我が子の通う小学校では、Multicultural EducationやMulticultural Studies とも呼ばれる多文化教育の授業があることも。
例えば、クリスマスの時期には、世界の様々な冬のイベントを学習しました。
キリスト教のChristmas、ユダヤ教のHanukahなどを学習しますが、その背景にある宗教の存在まで踏み込みません。
『こども世界の宗教 世界の宗教と人々のくらしがわかる本』は、まさにその部分を補ってくれる本。
本書は、宗教に馴染みの薄い日本の子どもたちが、宗教を中心に生きる世界の人たちと仲良くできるよう、宗教と生活との関わりをわかりやすく解説した一冊。世界各国の人たちと交流をするときに宗教の知識が必ず役に立ちます!
引用元:11/19発売の新刊『こども世界の宗教 世界の宗教と人々のくらしがわかる本』をご紹介!|カンゼン (note.com)
「宗教によって違うくらしの習慣」という章のなかで、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒、ヒンドゥー教徒の服装や食生活、守るべきルールなどが紹介されています。
我が子の周りには、キリスト教、ユダヤ教、ヒンズー教などをバックグランドに持つ方々がいるので、ふとしたことで子供が疑問に思ったら、本で調べてみることができるのが◎。
表紙にも「世界各国の人たちと交流するとき、宗教の知識は強い味方になる」と書かれていますが、本当にそうだなぁと思います。
大人が読んでも学びは沢山でした!
『こども世界の宗教』は、子供が1人で読み進めるのが難しい本でもある
「世界にはいろんな神さまがいる」ことから、「人は死んだら天国に行くの?」などのトピックも。
世界の三大宗教である仏教、キリスト教、イスラム教についてはもちろん、ヒンドゥー教、ユダヤ教、神道、シク教、ゾロアスター教なども紹介されています。
漢字にルビがついているほか、内容も「こども」目線で書かれており、まさに「こども向け」の宗教の本なんですが…
こどもが楽しく読める本かというと、そうでもないのが本音。
かみ砕いた説明がされているとはいえ、教科書的な本でもあるので、こどもが一人で理解するのは難しい本でもあります。
また、本を読むことで『神様は信じなきゃいけないの?』『イスラム教の国にいったら、豚肉はないの?』など、さらに『なぜ?』が生まれる場合も。
親子で一緒に読んだり、疑問に思ったことはないか聞いてみたりするなどして、子供と一緒に学びを深める必要があるなと感じました。
子供と一緒に学べる『こどもシリーズ』、おすすめです!
この記事では、『こども世界の宗教 世界の宗教と人々のくらしがわかる本』をご紹介してきました。
この本のほかにも、『カンゼンのこどもシリーズ』には、子供と一緒に学べる社会学習本が出版されています。
気になる方は、以下の記事から飛んでみてね。