アメリカの重要な歴史的文書や資料を保存しているNational Archives Museum(アメリカ国立公文書館)。
ワシントンDCにあり、独立宣言書など貴重な資料が見れる場所でもあります。
ワシントンDCの中では、メジャーな観光スポットではないかもしれませんが、独立宣言書が実際に見れる場所は、他にどこもない!ということで…、
この記事では、小学生の子供とアメリカ国立公文書館に行ってみました!
独立宣言書があるアメリカ国立公文書館の見どころは?
アメリカ国立公文書館は、現在2025年の独立宣言250周年に向けて、リニューアル中。
2024年夏に訪問した際は、全ての展示を見ることは出来ませんでした。
ただ、アメリカ国立公文書館の見どころである以下の2つの常設展示はオープンしていたので、写真とともにご紹介していきます。
見どころ①独立宣言書のあるRotunda(2階)
アメリカ国立公文書館の一番の見どころは、2階にあるRotunda for the Charters of Freedomのコーナー。
というのも、アメリカの建国に大きな影響を与えた3つの憲章である独立宣言書(Declaration of Independence)、憲法(Constitution)、権利章典(Bill of Rights)が展示されているからなんです。
館内は比較的空いていましたが、このコーナーだけは混雑!
フラッシュなしなら写真撮影は自由にできるので、カメラを構えている人も多かった!
あまりにも混雑しすぎて、上手く写真が取れなかったので、アメリカ国立公文書館のサイトで配布されている独立宣言書のイメージ(↓)を掲載させて頂きます。
実物は、字も小さく薄く、読みにくい字体でしたが、原本が残っているって凄いことですよね。
ちなみに、独立宣言書に保存方法についての面白い記事がありました。
昔は、米国特許庁の壁にピンで貼られてたらしいです(汗)。
アメリカ建国の歴史をチェックするなら
見どころ②マグナカルタの写本(1階)
もう1つの見どころは、1階のRecord of Rights in the David M. Rubenstein Galleryのコーナー。
このコーナーは、権利の記録に関する展示がされており、見どころは1297年に作成されたマグナ・カルタ。
「1297 Magna Carta」の現存する4つの原本のうちの1つだそう!
高校時代に世界史で習ったかも!
持ち主がアメリカ国立公文書館に寄託しているようで、イギリスの憲法の土台になったと言われている文書がアメリカで展示されることになったそうです。
アメリカ国立公文書館に入場するには、事前予約は必要?
アメリカ国立公文書館の開館日や時間は以下の通りです。
開館日 :サンクスギビングとクリスマス以外、毎日営業
開館時間:毎日午前10時から午後5時30分(ただし、最終入場は閉場の30分前まで)
事前予約なしでも入場可能ですが、3月から9月までの間は予約が推奨されています。
予約する場合、チケット1枚につき1ドルの事前予約手数料(返金不可)が必要です。
我が家は、事前予約していたのですが、16時20分の枠に予約していたのですが、前の予定が早く済んでしまい、1時間半近く前に到着してしまいました。
ダメ元で入ってみたら、入場口には誰も並んでおらず、中にすんなりと入れました。
チケットも見せる必要もなかったです。
また館内も、独立宣言書の周りに人は集まっていましたが、その他の場所は混雑してませんでした。
とはいえ、公式サイトには以下のように記載されているので、我が家が訪れた時間帯が、たまたま混雑してなかっただけかもしれません…。
It can take up to 1 hour or more to enter the building during the months of March, April and May, Thanksgiving weekend, the week between Christmas and New Year’s Day, and other times when there is heavy visitor traffic. We encourage you to come prepared for inclement weather while waiting outdoors.
Visiting the Museum | National Archives Museum
アメリカ国立公文書館への入館にあたっての注意事項
アメリカ国立公文書館へ入館するには、セキュリティチェックを受ける必要が。
また入館するには、バッグは1人つき1個、かつバックサイズは43×66センチまでと決まっていますし、展示エリアでの飲食も禁止されています。
その他にもルールがあるので、訪問の際は以下の公式サイトでご確認くださいね。
Visiting the Museum | National Archives Museum
公式サイトワシントンD.C.の観光ガイドブックをお探しなら、地球の歩き方!
まとめ
ご紹介してきたアメリカ国立公文書館は、人気の美術館National Gallery of Artのすぐ目の前にあります。
アメリカ建国の重要資料が直接見れる場所なので、もしお時間があれば、是非よってみてくださいね。